暁のリベレータ―(FF14)の感想(ネタバレ)

途中に出てくる家の石壁の”自由か死か”の文字は
ゲバラの”祖国か死か”に”インスパイア”されていると思われる。
ゲバラの評価は、およそ2つに別れる。
ひとつはジョン・レノンが言うような世界で最もカッコいい英雄、もう一つは戦禍をまき散らす共産主義者。
このたびの、ヒカセンの活躍はどうだったか。

まず、ヒカセン達と暁の人々は圧倒的なゼノン皇太子に負ける。
(多分総力戦なら勝てたと思う)
〇VEXの歌姫あゆに似ているリセ(以下ハマと呼称)は、岡村さん(パパリモ)のことをすっかりわすれ、「ヒカセン頑張って!」「ゆるせない!」(拳を握る)の2パターンのみで、精神的な成長もあまり見られない。25歳でありえない悟りを開いているヒエンの真似をしたのち、ドレスアップして私は王女です。などとおっしゃって終わる。
中でも酷かったのは、アナンタ族への対応である。おそらくヒンドゥー教からラクシュミを引いてきたと思われるのだが、星が枯れる(資源が枯渇する)という理由で、何も害を与えていない民族に対して、その民族が信仰している神を殺すのは倫理的に正しくない。この理論の思想でずっと続けるなら、もう蛮神は出してはいけないと思われるのだが…(ゲームとしては必要だろうが)
さらに、ハマのフォローは「あなたたちは大切な隣人だから、今は理解してもらえなくてもいいわ!」のみである。
ハマを愛せない理由はたくさんあるが、結局ハマは理想論のみで、手を汚さず、変な修行をして王女になったという不思議な結末にあると思う。
ハマは、「もしもし私…」の人に加えて、ヘイトが高まるだろう。なぜこのようなキャラ達に一流の声優を起用するのかはわからない。オーディションでメインキャラをとるのが一流だからだろうが…。
サディスティックで女性の怨念を見事に表現したヨツユやステップの輪廻を信じる族長の方がよほどリアリティがあり、魅力的である。

そして革命と言っている割には、戦力は圧倒的に帝国よりアラミゴ解放軍のほうが上である。帝国兵はゼノンを除けば、雑兵ばかりであり、外郭の頃から強くなりましたという描写もないため、三国とイシュガルト、暁だけでも攻略できるのではないかと思ってしまう。飛行魔道アーマーが…とかあったけども、エスティニアンのほかにもイシュガルドには竜騎士の方いっぱいいたよね…?

帝国のゼノン皇太子は確かにちょっとおかしかったけど、帝国をいじめているような気がした。作戦も全て成功し、失敗がなかった。(普通あり得ない)帝国兵はゲリラ戦術をとらなかった。
帝国も思想は星の維持であり、圧制はするけれどこちら側と変わらない、思想の弾圧と改宗を迫るのは倫理的によろしくないのではないか?

ddos攻撃を受けている中大変だろうけれど、聖ジョージ(聖ゲオルギウス)が毒竜を倒した後、殺される例を思いだしてほしい。

ストーリーについては辛らつな意見を述べたが、ゲームとしては最高に面白い。さすが世界のスクエニである。