美しい国にはならなかったが

稲田議員が辞任した。その日未明に北朝鮮がミサイルを発射。陸上自衛隊幕僚長など自衛隊のトップが辞任するタイミングで、混乱を狙い、ミサイルの恐怖を日本の国民に与える効果は大きい。安倍氏は著書「美しい国へ」で、吉田松陰のように行動する政治家でありたいと繰り返し述べているが、稲田氏、友人の加計氏、籠池氏、妻昭恵夫人にいたるまで、コントロールができずに自沈した。外交はうまくできた(韓国合意の件もあるので、そうとも言えないが)が、身内はうまくいかなかったようである。

タカ派の石破氏が台頭してくるのは自明で、彼の陣営が仕掛けたトラップとも見れる。いずれにしろ、キャプテンアメリカが制御不能である以上、日本の国民は自衛に対して危機意識をもたなくてはならなくなったのは事実である。核を配備するのか?配備したとしても、日本側から先制攻撃で核攻撃することは、ほぼ不可能であるため、持っても意味があるのか?漁船や巡視船に通常弾頭のミサイルが命中したとしても、核を撃っていい理由にならない。核攻撃を受けた後に、報復として核兵器を撃つことに意味があるのか?また、核攻撃を受けた後に、核兵器を撃てるのか?

さて、何故貧しいイメージのある北朝鮮がどうして何発もミサイルを開発できるのか?北朝鮮には石炭や豊富なレアメタル等の地下資源があり、中国など諸外国に非公式に輸出している。兵器等も諸外国に輸出しているため、開発は続行が可能であるとみられている。GDPは微増しているようであるが、韓国の2%程度である。また公表した数値に信憑性はない。干ばつで国民が飢えているという情報もある。

稲田氏で問題になったPKOとはUnited Nations Peacekeeping Operationsの略である。United Nationsとは国連のことで、戦勝国が常任理事国になった民主主義とはとても言えない組織である。(常任理事国の権力がとても強いため)そして、国連の本部がアメリカのニューヨークにあるということはどういうことかは、深く考えなくても分かるだろう。つまり、アメリカ主体で国連が動くということである。

よく考えていない人々は、国連が何とかしてくれると思っている人もいるだろうが、残念ながら、北朝鮮を外部から何とかしてくれる可能性があるのはアメリカだけである。しかし、こんなに何発もミサイルを近海に落とされて、何も思わない国民もどうかしている。戦争を起こしたA級戦犯のいる被爆国だからといって、無条件に火の海になっていい道理はない。そう思えば、日本が蜂起しないように、韓国が汚い像を建て続けているのかもしれない。