格闘代理戦争2ndシーズン

AbemaTVで格闘代理戦争の2ndシーズンが始まった。(現在#4まで)
今回はMMAということで、寝技も加わる。
総合というと視聴率が取れないので有名だ。見た目が地味だからである。
組みが入ると、一瞬で終わってしまう試合もある。
シーズンの最初(#1,#2あたり)は方向性も曖昧で、SAWのような痛いだけのホラー映画に
なりそうな予感はしたが、最近はエンターテイメントとして面白くなっている。

エンターテイメントを抜きにしてみると、秋山の選手の実力が突出している。
青木の選手は壊れそうだし、秋山の選手に対抗するには、那須川のジムで特訓するべきではなかった。KIDのトライアウト候補生の中では少林寺拳法の選手が対抗できそうだが、寝技込みを考えると、秋山の選手と那須川の選手の争いになると思われる。

今のところ魅力のある選手がいないのが残念である。

新しいヒットマンシステムも単純に言えば、マッハ潰しのシステムである。
このシステムは、指名された選手は断れず、勝った選手は枠を一つ取得でき、指名されなかった選手も枠を一つ取得できるというものだが、5人が4枠を争うわけだから、合理的に戦えば弱いヒットマンは(指名権に制限がなければ)4戦しなくてはならない。(例えばマッハの選手が仮に一番弱くて、かつ残りの4人のヒットマンが消極策をとれば、マッハは計4回指名しなくてはならない。積極的かつ合理的に進めるならば、残りの4人のヒットマンは全員マッハの選手を指名すればよい。)

マッハは代理選手を発表していない負い目があるから、このシステムが発表されたとき青木を指名する。(事実そうした)
これだと、マッハの代理選手がいないんですよという逃げはもう通用しないし、マッハの選手と青木の選手の試合をみて、ほかの3人のヒットマンはいくらでも対策がとれる。(一番弱いヒットマンがわかる)
格闘家であるから弱いヒットマンを全員が指名することはないため単純にはいかない。Abemaによい作家がいるのは確かだ。

VS那須川天心

那須川天心 162cm (-55kg)
小澤海斗 165cm  (-58kg)
武尊 168cm (-60kg)

身体的データからみると、那須川天心が持ち上げられる理由がわからない。
武尊は無理な増量をして、3階級制覇しているし、ローブローで吐く程のダメージを受けてもKO勝ちしている。

小澤もKrushのフェザー級を一度制している。

天心の相手は無名選手ばかりである。最新の試合のムエタイ選手に至っては戦績すら不明で、10㎝の身長差はあっても天心は判定勝ちであった。
天心の練習光景は鬼気迫るものがあるが、一流選手は皆これくらいやっているのではないか?と感じてしまう。無名選手ばかりとやるので、雑魚狩り天心とさえ呼ばれている。父親の過干渉ぶりも亀田一家を思わせる。

格闘家が誰と戦うかは本人の自由なので、メディアや外野がどうこう言う筋合いはない。ただメディアが武尊と比べるのは少しおかしい。

スーパーフェザー級は話題の皇治や卜部、小宮山、スタウロスがいる階級であり、バンタム級の選手が増量して出場しても勝てない。その理由は圧倒的なリーチの差と体重差である。計量後、元々バンタム級の選手は体重が減るが、スーパーフェザー級の選手は体重が増える。その体重差で、無理な増量をした選手の攻撃は相手にとっては軽く感じるし、相手の攻撃は致命的に重い。前蹴りで接近を許されず、高めのミドルキックでも頭部に当たる。武尊は、その圧倒的不利な状況、急遽決められたトーナメントで優勝した。彼の強さはもはや疑いようがない。薬物をやっているのではないかと思うほどである。

KIDは恵まれない体格(163cm)だったが、ミドル級をKOする膂力があった。天心も強いとは思うが、直近の試合を見る限りKrushにでても優勝できない可能性が高い。

彼は自分のことをただのガキだと言っているので、何も責めようがないし、責めるつもりもない。ただメディアは彼を持ち上げすぎである。神輿に乗せて、叩き落そうとする気が満々である。彼と彼の父親は早く気付くべきである。格闘技はRPGと違って、雑魚を狩れば強くなるわけではない。地下格闘家、喧嘩無敗、壊し屋(解体業)などと試合をして、徐々に敵を強くしていっても、いずれ壁にぶち当たる。格闘技好きの視聴者はそれ(天心の挫折)が見たいのであり、壁を壊せるとは微塵も思っていないし、まして武尊に勝てるとは思っていない。

格闘代理戦争 松村英明

3月21日さいたまスーパーアリーナでK1のイベントがあった。
Abemaの格闘代理戦争で松村というハードパンチャーが優勝したのだが、
彼のメンタルが弱いことは視聴者も気づいていたのではないか。

彼は練習をもっとしたかったのではないか?魔裟斗は2時間しか練習をさせなかったが、松村はもっと練習をしたかったはずだ。たとえオーバーワークでも。

彼の精神面での疲弊は格闘代理戦争で回を追うごとに見られた。
トーナメントの優勝はただ相手にめぐまれただけであったかもしれない。

松村は発達した上半身に比べ、足が細い。そして、佐野選手にジャブで目をつぶされると、ローキックのカットができず、最後沈んだ。

佐野選手はK1のリングに慣れていて、松村の研究をしてきたはずである。スロースターターだと言っていた彼は序盤に相手のモーションを盗む巧者である。
松村のトレーナーである大宮司氏もそれを知っていて、最初からKO指示を出したのかもしれない。足を折られては、大砲もあたらない。ハイキックを警戒させて、ロー攻めと片目のピンポイントジャブ。それだけで勝った。

松村は格闘代理戦争の時に、魔裟斗さん魔裟斗さんと恭順し、魔裟斗の言うことをしっかり守った。しかし魔裟斗のローキックと左のダブルジャブの指示は佐野選手もしっかり聞いていたはずである。そして、魔裟斗の言うことをしっかり守る松村に佐野選手はそれに対応する。悪循環である。

彼は、高校生の中嶋に負けたら格闘家をやめると言っていた。魔裟斗の言いつけ通りに。この辺からモチベーションの弱さとメンタルの弱さをみせていた。

何処か私と似ている松村を応援していた。そしてあの敗戦はショックだった。
是非また立ち上がってほしい。何度負けても、地下格闘技でも、ロートルの咬ませ犬になっても、続けてほしい。

KAKERU TV # 37

二者択一の必勝法は、二つ両方が偽物であることである。

この番組は山本圭壱が控えめな美女4人とダミー一人併せて5人から本物の彼女候補
を当てるという企画である。

ダミー一人は、絵面がよくないので、急遽追加された視聴者サイドにわかるダミーであるから、4人の中から視聴者は”一人以上”の本物を当てることになる。

SNSと連携した、視聴者参加型のよくできている番組で、有名人も多数起用しているから、ローテクで置いて行かれたニコニコ動画は苦しいだろう。

さて、4人の彼女候補は以下のとおりである。

①清楚なカープ女子(野球ファン)
②山本オタクのバーテンダー
③ヤリマンDJ
④落ち目のグラドル

山本としては①か②を選びたいはずである。
③と④はリスクが大きいし、偽物感が激しい。

一週間のLINEのやりとりを公開するのだが、
①はLINEが明らかにやる気がなく、②は本命感丸出し、③はLINEはがんばっているものの、セクシーな写真が多い。④も同様である。

①のカープ女子を加藤が詰めて、視聴者は留飲を下げる。
では②か③か④の3択なのだが、ここで妙な演出が入る。

2ショットトークで②の本命が時間がくると、すぐ帰るのである。
私は、ああでは②はないのだな、顔もあまり信用できないし、
③ではないか。LINEも頑張っていたし、⓸では番組が成立しない。

案の定プレゼントコーナーで、②と③が手作りなのに対して、④が自分の売れないDVDとマカサプリなどをAMAZONで買いましたと言って渡す。

これで山本も視聴者は④は消すだろう。
夜のおかずを提供しておいて、告白タイムでの
「チャラく見えますけど、本気で好きです」は通らない。
チャラく見えるのを消すのであれば、自分のセクシーDVDは渡さないはずである。

それで③のはずなのだが、違和感が残る。なぜこのDJをやって、下着姿でちやほやされたい女性が、前科持ちと言ってもよい、背の低い太った老眼の芸人を彼氏にして、
その利を消すんだろうか?加藤も③を押しすぎではないか?

まあ、だが③しかない。番組の構成上③だろう。③も④も結局外れだしな。と思って結果を見ていると正解は落ち目のグラドルの④。

視聴者はきれいに騙されたとは感じないはずである。③の演技はよかったが、⓸は本当に山本が好きではないはずである。③と④も偽物なのだが、ミスリードを誘うなら
もっと鮮やかな方法があったはずである。

これは④が本気を出しすぎると、④の今後の自分の肉を売る商売に支障が出るから仕方がないのだが、ミスリードを誘いすぎると視聴者は快を感じないことが分かった。

正解はヒントから必ず導き出せるようにしていただきたい。