格闘代理戦争 #9

KIDの推薦選手辻本がマッハの選手葛西を下した。
試合時間32秒。
葛西は顔の骨を折っているかもしれなかった。
流石は打撃のKRAZY BEEといったところか。

第二試合は優勝本命の前田とユンチャンミン。
フィジカルの差と練習量の差がでて、ユンの勝利。
選手愛も秋山のほうが深かった。

最終戦は辻本対ユンになる。
ユンもストライカーであるから、立ち技主体の試合になることは間違いない。

辻本の寝技の上達を額面通り受け取るならば、辻本が有利だろう。
今回の試合を見る限り闘争心は辻本が勝っているし、ユンは性格からかラッシュにいかない。

韓国には良い印象を筆者は持っていないが、秋山の弟子に対する愛は本物であると信じたい。両者とも華のある選手なので、ベストファイトをしてほしい。

格闘代理戦争#7

推薦選手などいないと思われたマッハの選手が勝った。
マッハはしたたかに強い選手を隠していた。
青木の選手はパウンドにいけず、スタミナが切れため敗けてしまった。
闘争心がマッハの選手のほうが上回った。フィジカルもメンタルも強い良い選手である。
青木に忠誠を誓うのはいいが、勝たないと終わってしまう。
彼は敗けた後一度折れてしまい、再戦はない様子。

青木も執念深く、天心の選手に取り入る模様。
彼なりに自分の選手と自分をプロモーションするために頑張っている。
彼もマッハもヒールを演じているが、実は良心的である。

格闘代理戦争2ndシーズン

AbemaTVで格闘代理戦争の2ndシーズンが始まった。(現在#4まで)
今回はMMAということで、寝技も加わる。
総合というと視聴率が取れないので有名だ。見た目が地味だからである。
組みが入ると、一瞬で終わってしまう試合もある。
シーズンの最初(#1,#2あたり)は方向性も曖昧で、SAWのような痛いだけのホラー映画に
なりそうな予感はしたが、最近はエンターテイメントとして面白くなっている。

エンターテイメントを抜きにしてみると、秋山の選手の実力が突出している。
青木の選手は壊れそうだし、秋山の選手に対抗するには、那須川のジムで特訓するべきではなかった。KIDのトライアウト候補生の中では少林寺拳法の選手が対抗できそうだが、寝技込みを考えると、秋山の選手と那須川の選手の争いになると思われる。

今のところ魅力のある選手がいないのが残念である。

新しいヒットマンシステムも単純に言えば、マッハ潰しのシステムである。
このシステムは、指名された選手は断れず、勝った選手は枠を一つ取得でき、指名されなかった選手も枠を一つ取得できるというものだが、5人が4枠を争うわけだから、合理的に戦えば弱いヒットマンは(指名権に制限がなければ)4戦しなくてはならない。(例えばマッハの選手が仮に一番弱くて、かつ残りの4人のヒットマンが消極策をとれば、マッハは計4回指名しなくてはならない。積極的かつ合理的に進めるならば、残りの4人のヒットマンは全員マッハの選手を指名すればよい。)

マッハは代理選手を発表していない負い目があるから、このシステムが発表されたとき青木を指名する。(事実そうした)
これだと、マッハの代理選手がいないんですよという逃げはもう通用しないし、マッハの選手と青木の選手の試合をみて、ほかの3人のヒットマンはいくらでも対策がとれる。(一番弱いヒットマンがわかる)
格闘家であるから弱いヒットマンを全員が指名することはないため単純にはいかない。Abemaによい作家がいるのは確かだ。

VS那須川天心

那須川天心 162cm (-55kg)
小澤海斗 165cm  (-58kg)
武尊 168cm (-60kg)

身体的データからみると、那須川天心が持ち上げられる理由がわからない。
武尊は無理な増量をして、3階級制覇しているし、ローブローで吐く程のダメージを受けてもKO勝ちしている。

小澤もKrushのフェザー級を一度制している。

天心の相手は無名選手ばかりである。最新の試合のムエタイ選手に至っては戦績すら不明で、10㎝の身長差はあっても天心は判定勝ちであった。
天心の練習光景は鬼気迫るものがあるが、一流選手は皆これくらいやっているのではないか?と感じてしまう。無名選手ばかりとやるので、雑魚狩り天心とさえ呼ばれている。父親の過干渉ぶりも亀田一家を思わせる。

格闘家が誰と戦うかは本人の自由なので、メディアや外野がどうこう言う筋合いはない。ただメディアが武尊と比べるのは少しおかしい。

スーパーフェザー級は話題の皇治や卜部、小宮山、スタウロスがいる階級であり、バンタム級の選手が増量して出場しても勝てない。その理由は圧倒的なリーチの差と体重差である。計量後、元々バンタム級の選手は体重が減るが、スーパーフェザー級の選手は体重が増える。その体重差で、無理な増量をした選手の攻撃は相手にとっては軽く感じるし、相手の攻撃は致命的に重い。前蹴りで接近を許されず、高めのミドルキックでも頭部に当たる。武尊は、その圧倒的不利な状況、急遽決められたトーナメントで優勝した。彼の強さはもはや疑いようがない。薬物をやっているのではないかと思うほどである。

KIDは恵まれない体格(163cm)だったが、ミドル級をKOする膂力があった。天心も強いとは思うが、直近の試合を見る限りKrushにでても優勝できない可能性が高い。

彼は自分のことをただのガキだと言っているので、何も責めようがないし、責めるつもりもない。ただメディアは彼を持ち上げすぎである。神輿に乗せて、叩き落そうとする気が満々である。彼と彼の父親は早く気付くべきである。格闘技はRPGと違って、雑魚を狩れば強くなるわけではない。地下格闘家、喧嘩無敗、壊し屋(解体業)などと試合をして、徐々に敵を強くしていっても、いずれ壁にぶち当たる。格闘技好きの視聴者はそれ(天心の挫折)が見たいのであり、壁を壊せるとは微塵も思っていないし、まして武尊に勝てるとは思っていない。

格闘代理戦争 松村英明

3月21日さいたまスーパーアリーナでK1のイベントがあった。
Abemaの格闘代理戦争で松村というハードパンチャーが優勝したのだが、
彼のメンタルが弱いことは視聴者も気づいていたのではないか。

彼は練習をもっとしたかったのではないか?魔裟斗は2時間しか練習をさせなかったが、松村はもっと練習をしたかったはずだ。たとえオーバーワークでも。

彼の精神面での疲弊は格闘代理戦争で回を追うごとに見られた。
トーナメントの優勝はただ相手にめぐまれただけであったかもしれない。

松村は発達した上半身に比べ、足が細い。そして、佐野選手にジャブで目をつぶされると、ローキックのカットができず、最後沈んだ。

佐野選手はK1のリングに慣れていて、松村の研究をしてきたはずである。スロースターターだと言っていた彼は序盤に相手のモーションを盗む巧者である。
松村のトレーナーである大宮司氏もそれを知っていて、最初からKO指示を出したのかもしれない。足を折られては、大砲もあたらない。ハイキックを警戒させて、ロー攻めと片目のピンポイントジャブ。それだけで勝った。

松村は格闘代理戦争の時に、魔裟斗さん魔裟斗さんと恭順し、魔裟斗の言うことをしっかり守った。しかし魔裟斗のローキックと左のダブルジャブの指示は佐野選手もしっかり聞いていたはずである。そして、魔裟斗の言うことをしっかり守る松村に佐野選手はそれに対応する。悪循環である。

彼は、高校生の中嶋に負けたら格闘家をやめると言っていた。魔裟斗の言いつけ通りに。この辺からモチベーションの弱さとメンタルの弱さをみせていた。

何処か私と似ている松村を応援していた。そしてあの敗戦はショックだった。
是非また立ち上がってほしい。何度負けても、地下格闘技でも、ロートルの咬ませ犬になっても、続けてほしい。