小泉進次郎氏にみる政治腐敗のメカニズムの一端

小泉進次郎氏は改革派で有名である。得意の老人を殺す法案可決を急ぎ足でするため、対抗勢力が現れそうにない現在、参議院の議席数を増やすのは当然であるが、相変わらず野党の『国会改革を是とする政治信条であるはずなのに期待外れだ』という批判は的外れである。

彼はしたたかで、『しぶしぶの賛成であり、(賛成した多数の議員がいるにもかかわらず、私だけ)ブーイングを受けるのは名誉であるとした。』

今回の一件でマスコミは進次郎氏が結局権威に倒れたとしているが、進次郎氏の真意は勿論賛成であろう。彼の支持者を議席増によって増やし、支持基盤を盤石として自分の出した法案が通れば、彼の出すであろう金持ちリベラルの傲慢な法案も可決されるだろうからである。彼がこのまま大衆に支持されるのであれば、若年層の教育費負担を独身の老人に回す法案は可決される。

しかし、彼が老人になったとき、発言を変えて”意志に反して”老人優位あるいは自分優位の法案に賛成し、今回のようなブーイングを再び浴びることは想像に難くない。

誰も”私”を好きじゃない問題とどう向き合うか

男性はエースで4番、サッカー部のキャプテンばかりではない。二軍やベンチの人間の上にそれらの人々がいる。ピラミッド低層部の人間の中には誰にも愛されずに一生を終える人間も少なくないはずである。

かといってバブル期でもない格差社会の現在、貧乏人が101回もプロポーズすることはナンセンスである。(不倫で炎上するのは、結婚もできない貧乏人が多いからである。)
政治が悪いとするのもまた無意味である。美しくない狩猟能力の低い個体は死んでゆくのが動物の自然な流れである。

人間にあって動物にはない厄介な贈り物が知性であり、絶望である。絶望した人間は動物より長い時間、知性が生み出した自らの幻影にさいなまれ続けて死ぬ。人間の知性など幻覚を生むだけのものであるのに、その中途半端な知性が生み出した幻影に人は殺されるのだ。幻影を殺すのは幻覚だけであり、幻影を殺しうる幻覚を得るには大金が必要である。

オウム真理教代表及び幹部の死刑執行 企業理念と宗教思想

信じる者とかいて儲けると読む。個人や共同体が収益をあげることは信者の数を増やすことと同義である。それは小説家もミュージシャンも食料品会社も変わらない。
オウム真理教がどのような思想に基づいていたかは知りたくもないが、警察に追い詰められての犯行であったことは想像に難くない。

地下鉄サリン事件と同列にしてはならないが、信者についての奇妙さで言えば、アイドル商法も同じである。信者は女性に触るために聞きもしないCDを何百枚と購入し、5分程度握手をする。100万枚購入したとすると1枚当たり3秒である。これはカルト信者のする行動と何ら差異はない。社員は道義的に不徳と分かっていても、逆らえない。なぜならそれが企業理念だからである。法の目をかいくぐって行われるこの手法もいずれ滅ぼされるだろう。私と同じく不快に思っている人間が少ないはずがないからである。

会社、企業とは収益を上げることだけを目的としており、経常利益が下がると株券による収入が下がるため優れた人材とコネ入社しか採用しない。病人を何割か入れなくてはならない法律があるため、障碍者雇用をしているが、採用されるほとんどの軽度障碍者はトイレ清掃などの雑用を命じられる。(実直さが売りの引越センターは不正がばれて窮地にいる。)そもそも企業とは、人間を機械化して切り売りするシステムである。企業理念とはほとんど全てが嘘であり、面接者の『御社の●●という企業理念が私の性格と一致して』などという発言と同様に全て嘘である。

では思想が正しい宗教のほうが健全なのかといえば、もちろんそうではない。全ての人に対して思想が正しい宗教など存在しないからである。

ポリゴン技術と思想差

KDDIとパソナがARキャラを開発した。どちらも大手企業で、二次元キャラクターとは縁の遠い存在であった。現在の10代,20代もアニメキャラへの抵抗は少なからずあるだろう。それは思想差というよりはむしろ、2Dのグラフィック画像が粗末だからである。頂点数の多いカプコン等のポリゴンキャラであったら、このような違和感を覚えないはずである。おじさん向けに作りましたと2社は謳っているが、2Dのキャラが好きなおじさんが作りましたとしか取れない。

この傾向はポリゴン技術が未だ未発達であることを裏付けている。(3Dのデータ容量が大きい、モーションコントロール技術が高度)そもそも3次元->2次元->3次元と2回人間が変換作業をすることが問題であり、直感的なインターフェースができればよいが道徳的な問題によりできないのであろう。