米朝首脳会談

今日12日、米朝首脳会談がシンガボール南部のセントーサ島で行われている。
ワイドショーは金正恩の上げ底ブーツの話題で持ちきりだが、重要なのは金正恩の発言に対してトランプ大統領が握手をしたことだ。
トランプ氏は取引(deal)をすると言っていて、握手をしたということは現在の時点で体面を重んじるアメリカ側からの攻撃はないということだ。

そしてトランプ氏は曖昧な結果を嫌うことで有名だから、核兵器の段階的な破棄などは認めないだろう。北朝鮮の譲歩ともとれる発言を考えれば、アメリカ優位で会談が進むことが考えられる。

ここで拉致被害者委員会がメディアで取り沙汰されている。気の毒だが北朝鮮首脳の立場で考えれば核を取り上げられて、『悪かったです。心を入れ替えます』と言って、貴重なカードである拉致被害者の返還などしないだろう。元々そういう発想がない北朝鮮なだけに日本のメディアによる期待と不安を煽るやり方に怒りを禁じえない。

このあと予想されるのは、ジャイアンの威圧によってのび太が委縮しましたというだけで、スネ夫の利は一つもない結果だけである。
つまり最悪の事態(ミサイルの国土命中)が回避され何も変わらないということである。
この結果によって、日本がアメリカに服従する仕組みが強化され、ドル高市場が安定し、偽りの強い日本感覚の維持が延長されることになる。

追記:合意文書に2人が署名する様子。文書の詳細は不明。

署名後の一枚。非核化と金正恩の安全を条件に北朝鮮はアメリカに支援を受けると思われる。

 

AIによる嗜好予測の限界


AIで金をとるAI詐欺が流行している。これは一昔前の宇宙詐欺となんら変わりがない。そもそも、深層学習という人間が作ったアルゴリズム(計算方法)を使用しているため、偏りが必ず生じることは、“youtubeのあなたの好きそうな動画”をみればわかるだろう。

youtubeはユーザーの好きそうな動画を羅列しているが、未体験の意表をついた動画はホーム(トップページ)には出てこない。これが現在の深層学習アルゴリズムを使用したAIの限界である。すなわち、視聴した動画に類似する動画を推薦できるが、知らない国の面白い動画はでてこない。面白さという数値では同程度であるはずの動画が出てこないというのが偏りの証明である。

何を屁理屈をこねているのかという方もいるだろう。
言語が違うのだからそんな動画は出てこないし、出ないほうが良いという人もいるだろう。それはそれで一意見としてはよい。

しかし全体がそうかというとそうではない。主に吉野家しか行っていない男性はある時フランス料理やイタリア料理を食べたくなることもあるだろう。
油料理で健康を壊し、野菜を中心とした料理にシフトしたい人もいるだろう。ロックミュージックにあきて、民族音楽を聴きたい人もいるだろう。だが現在のAIはそれができない。なぜならAIは、ある程度精度の高いランダムな推論ができないからである。

入力データ(再生した動画リスト)から、ユーザーの好きそうな動画を探すのだが、おそらくはデータに含まれる顔データに類似した人物が映っている動画や、動画内外の文字列、音声の波形から類似動画を検索しているはずである。

しかし、AIは人間の急な嗜好の変化を予測できない。もっと言えば未来予測ができない。ここまで言えば、AIを使った自己スコアによる投資というのが詐欺というのがわかるだろう。顔面偏差値やスペックといった単語が昔の2chにあったが、それら人間が作った“統計的な”概念よりも“現在のAI”が作った顔面スコアの算出方法はお粗末だろう。

フリースタイルダンジョンの終り

ラップとはこういうのを言うのであって、コンプライアンスを気にしながらの韻の踏み合い罵倒ではない。R指定さんのフリースタイルは殺戮に至る芸術性があったが、今のダンジョンにはない。10万持ってドロップアウトしようとした若者を無理に戦わせ、結局優勝してしまうのならば、スキルどうこうではなく、会場を味方につけた方の勝ちである。つまり、運。今回優勝したMCニガリは、輪入道と鎮座DOPENESSのミックス模倣であり、オリジナルではない。Lick-Gはほんとうに強かったが、今回はモンスターが弱すぎる。審査員はいとうせいこうを除き、場の雰囲気で勝敗を決し、理由は後付けである。番組終了が近いように思える。Lick-Gが番組をやったほうが数字が取れるだろう。地上波ではできないだろうが。

世紀の茶番

米朝首脳会談が来週行われる見通しだ。ここで注目したいのは、『米朝韓での決定は無効』と“無関係”なはずの中国が主張している点だ。前年の弾道ミサイルのようなものの発射から前月の肉団子抱き合いなど全ては中国主導で書かれる空虚なお芝居であったことがわかる。

このお芝居に右往左往していたのは韓国で、カメレオンと揶揄された日本がこの脚本に一枚噛んでいたと予想するのはさほど難しくない。昨年まだ蓮舫が元気だったころモリカケ問題の真っ最中に、シリアにトマホークを躊躇いなく撃ち込んだアメリカの最強空母がアジアの海域を迷いながら進み、ツイッター上の舌戦で終始したことは対中政策がトランプ大統領の頭の中にあったことが今となってはわかる。
昨年の安倍首相とトランプ大統領の笑顔会談も何かしら密約があったのではないか。
日本嫌いだったトランプ大統領のあの変化は今考えても不自然である。
日本国民は本当に北朝鮮ミサイルの脅威を感じ、アメリカの必要性すなわち自民党の米兵だよりの防衛戦略が僅々に必要であることを印象付けられた。

そして今や日本国民はトランプ支持で、モリカケ仕方なしの現政権支持である。
強国が勝つのは仕方がないが、このような見せかけの情報戦が今後展開されても、
米朝韓のお粗末なドラマを思い出せば、何かしらの文脈が中国とアメリカの間にあるのがわかるだろう。

上の写真はベトナムのプラスチック汚染地帯を歩く、子供たちの絵である。
発展途上国であった中国、インドネシア、フィリピン、ベトナムのごみが一挙に海に捨てられたようである。(タイではポリ袋を飲み込んだクジラが打ち上げられたようである。)このゴミにまみれているが美しいと思える感情が何なのかは判別できないが、人間自体が地球のエントロピー増大に一役かっているのは紛れもない事実である。中国が熱的死を迎えるころにこの子供たちは生きているだろうか。

 

炎上芸人とSNS

安田大サーカスの“クロちゃん”は完全な道化を演じているので、サービス精神を感じるが、キングコングの西野の3億円借金騒動は彼の病を感じさせる。

貯金が全くないのに3億円の融資は通らないのはさておき、彼はSNSの病にかかっているのではなかろうか。こんなに才能があるのだから、認めてほしい、認めてくれるに違いないというのはわかるが度を超えている。注目を集めたいがためにする彼の行動は子供が泣きわめいているのと変わらず、美術館を建てるならば作品をもっと公開するべきではないのか。彼の行動が仮にボランティア活動の一環だとしても、ファンから徴収するならば政治家の箱モノ行政となんらかわりがない。彼が公言する300万人のファンから100円ずつ徴収したとしても、地元の人間は美術館へ足を運ばないだろう。
(追記:彼は翌日謝罪した。ディズニーを超えるならば軽率な行動を慎むことは勿論、謝罪するべきではなかった。新進気鋭が謝罪する文化の一翼を担うことになる。)

ところでFacebookの対応の遅れは、MMO黎明期のガンホーやNEXONの対応に似ている。ユーザーの不正ハックに対して、ガンホーやNEXONは一切返金をしないばかりか、対策すらしなかった。FACEBOOKは個人情報の集まりなので、オンラインゲームより質が悪いのだが、警鐘を鳴らしているにも関わらずあらゆる質問に答えていきたいなどと対応が後手に回っている。